ボランティアに行っている美術館で、駒形克己さんのワークショップのレクチャーで、『二つで1つ』という紙遊びをしてみました。
●9枚の色紙の中から好きな色を選ぶ。
●好きな形に切り取る。(形は2つまで)
●自分の切ったものは相方に、自分は相方のを貰う。
●貰った形を二つ折りの台紙に、表紙に切り取られ残った形、台紙を広げた中に切り取った形を貼り、なんらかの形に見立てる。

と、いうものでした。駒形克己さんの本は幾つか見て持ってるんですが、鮮やかな色合わせの紙が勢い良く切り取られ、その形が次のページに重なって、意外なストーリーに発展して行く。メクルメク快感があるのだ。
http://www.one-stroke.co.jp/
私は濃い緑の子供の握り拳みたいな無骨な形を貰って、安直に表紙=幼虫、中=成虫の蝶。としてみました。

最期全員の作品を発表したのですが、見た目だけではわからないその人が滲み出て各作品に会場が和む。

駒形さんも仰っていましたが、色が触発する感情は確かにあって、その組み合わせは食べ合わせの発見みたいに心地よいのだ。楽しさに向かって試行錯誤するのは脳の一番良い使用方法だと思う

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